タグ別アーカイブ: バス釣り

夏の日の59・58 〜デスアダーリザードのマジック!

2017/7/28(Fri.)

なにかに追い立てられるように、琵琶湖に来た。

やるべきことが山盛りでそんな余裕はどこにもないと思いつつ、このところなかなか眠れず睡眠不足で、一日太陽を浴びてボートで踏ん張ってキャストし続けてくたくたになって何も考えずに深く深く眠りたかった。

 

釣果は正直、期待していなかった。今年、琵琶湖で最大の釣果はでっかいゴミだったし。

前回の釣行、ラスト一投のコリマグでとらえたドラマ魚は3回ネットに入りながら、なおも飛び出していったし。 

 

もういい。
今日はただ、リフレッシュしに来たのだ。そんな風に、気負わなかったのがよかったのかもしれない。いま思えば。

 

前日の夜、自転車で釣具店に走った。 雨上がりで蒸し暑くて汗だくになって、仕事も終わってないのに私なにやってんだろう、と思いながら。引きこもり生活で体もなまって、釣具店の階段を上るだけで息が切れる。

 

冷房の効いた店内でしばらくクールダウンしながら、一面に所狭しと並んだワームのパッケージをぼんやりと眺めていた。

 

明日、なにしようかな。

 

そのときたまたま視線を吸い寄せたワームが、ミラクルを引き起こすことになる。

 

もしあのとき、あの場所にいかなければ、いまの自分はなかった。

 

人生は、そんなことの連続。

 

だから、動いてみないと始まらない。

 

🐟

 

ありがたいことに、終日ローライトの予報。
放流量は150t(午後から50tに下がった)。5時スタート。

 

あさイチは、ガイド前田さんにおすすめしてもらった場所へ。

 

もはや習慣となっているクランクを巻きつつ、ときおりトップウォーターやビッグベイトも投げる。

 

なにも起こらないまま2時間半が経過。

 

まだ先は長い。ちょっと休むつもりで、普段はあまりやらないライトテキサスへ切り替え。

 

前日、ふと気になったワームはこれ。

デスアダーリザード。

 

3.5gのライトテキサス、一投目。

キャストして、フォールして、すぐ。トントン。食った! 

 

44センチ、ひさびさのテキサスフィッシュ!うれしーい♪

 

さらに。デスアダーリザードの尻尾に泡フレーバーをセット。期待が膨らむ、アワアワ効果!

 

少し移動して数投後、底についたかわからないままラインが手前に走った。

巻いて、あわせて、のった!

ジャンプ!でっかい!

なんどもジャンプ!悲鳴をあげながらなんとかネットイン!

 

58cm 3kg!自己記録更新!やっっったーーー!

 

ガイド前田さんにも手を振ってご報告(ちゃっかり前田さんの近くで釣っていたので)。いつもアドバイスいただきありがとうございます☺️ 

 

このあとが続かず、トイレ休憩を挟み、仕切り直し。
昼食は湖上で数分で済ませてとにかく釣る派!

 

奇跡的に穏やかな風に吹かれながらクランクやビッグベイトを投げるものの、不発。

 

さらに移動して、東岸へ。アオコだらけですごい色。

かろうじて、うっすらエビ藻が見えるくらいの、ど濁り。

 

果たして、こんなところに魚がいるのか…。

 

怪しんでいたら、夫がデスアダーリザードでキャッチ!

 

私もデスアダーリザードで、すぐに小バスが!
釣れる予感✨

 

ここで、風が強まる。底を取るのが下手な私には、厳しい展開。

 

でも今日のデスアダーリザードは。奇跡を起こしてくれる。

 

着底の前に、ラインが走る!!

 

巻いてあわせて、勢いあまってバランスを崩しバックシートから座席に転倒。それでもラインテンションはキープ!

ジャンプした頭がまた、でっかい!

ボート後方のエンジン下に潜られて四苦八苦。

ボート際で格闘ののち。

とったーーーーー!

59cm  3.3kg‼️

なんと、この日2回目の自己記録更新!3kgフィッシュx2本!

どちらもデスアダーリザード 3.5g テキサス+泡フレーバー!

 

ほんまやけくそになって琵琶湖に来て、どうせ今日も釣れないと思ってやさぐれてたのに…!

じわじわ泣けてくる。

来てよかった………!

来てよかったーーーー!

 

まだ釣れそうだったけど、遠くの雷鳴が聞こえてきて、すぐさま撤収。

 

 

‪雷雨の気配を感じて16時にあがったけどほんま嬉しかった最高の一日✨ 今日は #デスアダーリザード さまサマー❗️🌞 ライトテキサスでひょろひょろ生えているエビ藻狙い。58cm3kgに加えてアオコだらけのど濁りゾーンでも59cm3.3kgが釣れた🐟 全部フォールで食ってきたのでテキサス下手くそな私でも釣れる😊 動画も投稿したけどこの動きのピロピロ感がツボにはまってしまった笑 #うれしい #happy #感謝 ‪#deps #バス釣り #琵琶湖 #デスアダーリザード‬ #deathadderlizard #bassfishing #fishinglure #lakebiwa #texasrig #デプス #sidewinder #bulletshot #inertia #zpi #metanium #shimano

Ai Tashiroさん(@ai9innings)がシェアした投稿 –

 

 

高速に乗る頃には意識を失い

 

 

深い深い、眠りのトンネルを抜けると

 

 

そこは

 

 

ココイチでした。

 

 

幸せフルコース。ありがとう🍛✨

 

 

目の前にあるやるべきこととか。

そこらへんでぐちゃぐちゃになってることとか。

避けようもない現実とか。

現状がいい具合に変わった訳でもなんでもないけれど。

 

それでも。

 

昨日までの自分を、越えられた。

 

この歳になってもそんな実感を得られる、幸せ。

 

 

 

なにかに追い立てられるように、琵琶湖に来た。

 

魂が震えるような、感動を求めて。

 

 

愛しさとせつなさと。〜Bass Fishing at Lake Biwa, April 24, 2017

 

2017/4/24(月)、今年2回目の琵琶湖。
今回はしかも、ガイド前田さんとの釣行!

昨年の4月もガイドしていただき、みごとな REAL ADJUST が目の前で展開され、感動したのでした。

そして前田さんといえば、話題のこの動画とか…

この動画とか…

ルアーニュースのこちらのロケとか…

 

ガイド前田さんLINEスタンプより)

 

「今年もロケ大成功ですごいですね!」

と前田さんに伺うと、
ゲストにどうにか釣らせなければならないガイドとは違って、ロケのときは自分の力を100%出せるので、実は楽な面もあるそうです。
爆風で釣れるエリアが限られたりして追い込まれるほどむしろ、スーパーサイヤ人のように本領を発揮している様子が映像からも伝わってきます。
これぞまさしく、プロ中のプロ!

 

でも。

 

ただでさえ厳しいことが予想される日に。

 

もしもゲストが、

 

ヤムチャに瞬殺されるレベルだったら。

 

そう。

 

私のことです💪

 

いつものように、タックルのチェックをしながら、開口一番に

「もうわかってるから朝から言っとくけど、今日は釣れない日!」

と断言されてしまい。高気圧、水温低下、スポーニング後と、さまざまな悪条件が重なってしまった模様。

そして、前田さんの予告どおり。

でっかいバスも魚探に映っているのに、ぜんっぜん食わない。

完全スルー。

 

ムシですか?(いいえ、魚です🐟)

 

底の釣りが得意な夫ですら、ブルフラットのテキサスでかわいいサイズのオスが数匹釣れるだけという厳しさ。

あまりの食わなさに、前田さんも、

「今年一番釣れない日💧」

と断言するほど。

私はずっとテキサスでがんばりましたが、爆風になると底を取れず…シンカーを重くしてもらったりして、やっと貴重なバイトが出たのにのせることができず、すっぽ抜ける有様。

ひとりノーフィッシュのまま刻々と時間は過ぎてゆき。

 

最後はSteezクランクに変えて底にぶつけながら巻きまくり、ものすごく出そうな雰囲気の中…

 

あたった!

 

持ってかれた!

 

ドラマ魚きた!!!! 

 

と興奮したのもつかの間、

 

めっちゃでっかい、ゴミでした😱(たっぷり水を含んだプリップリの袋)

 

いい、アタリだったよ… おまえ…。

 

なんかもうゴミと会話できそうなくらいの、

愛しさと切なさとゴミの重さと

 

そして無情にもタイムアップ。

・・・だけで終わるのはここまで読んでくださった方に申し訳ないので!

GoProで撮影した
釣れない日でもやっぱり釣っちゃう!ガイド前田さんのお手本フィッシュ映像!
どうぞ♬

 

厳しい前田さん計測でも余裕の55アップ!ガーサス‼︎

 

実は、翌日は同じエリアでまったく同じ釣り方で爆釣したそうで。

それが琵琶湖の怖さであり、面白さでもあり。

ほんまに奥が深すぎて、どこまでもはまってしまいます。

 

そんな深イイお話を、2017/5/13(土)は、兵庫県尼崎市にある釣り具のブンブン西昆陽(にしこや)店ガイド前田さんイベントでたっぷり堪能できそうです💕

今回も貴重なぶっちゃけトークが展開されることでしょう♬

ガイドの合間に、いつも湖上のゴミ拾いもおつかれさまです。
この日も、もちろん!

それにしても、ほんまにいいアタリでした、ゴミ笑

丸一日たっぷり、㊙️トークを交えつつレクチャーしていただき、ありがとうございました💕

 

琵琶湖博物館研修会~釣り人による清掃活動番外編

2017/3/11(土)。滋賀県草津市にある琵琶湖博物館に、釣り人による清掃活動のメンバ-が集まりました。

目的は、学芸員の方および県職員の方に琵琶湖博物館をご案内いただき、琵琶湖をとりまく環境や生息する生き物について、また滋賀県の取り組みや水産事業についてご教示いただくことです。

この研修会は、キムケンさんのご提案から企画が始まりました。また、長年にわたり琵琶湖と向き合ってきたdepsの奥村社長も参加してくださいました。

今回も年度末の大変お忙しい時期にもかかわらず、ウォーターステーション琵琶の武田さんに学芸員の方や職員の方をご紹介いただき、研修会の内容もすべて企画していただいたうえに、当日もいろいろとご説明いただきました。
いつも本当にありがとうございます!

 

琵琶湖博物館のテーマは「湖と人間」。

人はもちろん、さまざまな生き物の営みと密接に関わっている琵琶湖。湖上で釣りをしながら変化を感じることはありますが、知らないことがたくさんあるはずです。

館内はとても広いのですべてを見て回ることは難しく、2階C展示室の「湖のいまと私たち」からスタートしました。

このゾーンは、琵琶湖博物館学芸員の澤邊(さわべ)さんにご案内いただきました。

 

こちらの床は、琵琶湖から大阪湾まで、約20年前に撮影した航空写真。当時は大変な労力がかかったそうです。

自宅やボートハウスを探したり、いまの琵琶湖と比べたり。記録がちゃんと残されているおかげで、時の流れと変化を実感できます。

琵琶湖から、瀬田川、宇治川、淀川、そして、大阪湾へ。
人や生き物の暮らしを支える水が運ばれています。

 

続いて、ヨシ原の世界。

水ヨシと、それよりも背丈のある陸ヨシの違いがわかるように展示されています。

ヨシは地域のお祭りの松明や伝統的なヨシ葺き屋根にも使われています。

ヨシ葺き屋根の寿命は40年くらいで、水がしみこまないようにするのが職人さんの腕の見せ所だそうです。近年はヨシが減少してしまい入手するのが難しくなっています。

こんなかっこいい照明にも!

澤邊さんのお話では、かつては山林から田んぼ、ヨシ原、琵琶湖までがひとつづきの湿地帯のようになっていたけれど今はそれが分断され、ヨシも生育しにくい環境になっているそうです。ヨシを増やすための取り組みも行われています。

展示のあちこちに、「におってみよう」と「におい」推し!笑

スギ花粉の巨大模型も。

カワウの重さと、一日に食べる魚の量も体感できます。カワウは魚の居場所をよく知っていますよね。

 

1890年代の琵琶湖周辺の湿地の地図と、現在の地図を比較できるコーナー。埋め立てられて西の湖が小さくなり、その近くにあった大きな湖もなくなっていることがわかります。

釣り人としてはやはり、失われた湖を惜しまずにはいられませんでした。

ほかにも展示物が盛りだくさんで、観ていくだけであっという間に時間が経ってしまいます。

 

 

続いて、魚類専門の金尾さんに水族展示室をご案内いただきました。

こちらの水槽では、水面の高さが大人の目の高さに合わせられています。以前は水槽の外にヨシを展示していましたが、水槽の中に入れたことで魚が産卵しようとしたり、実際の琵琶湖に近い環境になったそうです。コイがヨシをなぎ倒してしまうので、突進しないように柵ももうけられています。

琵琶湖に通う釣り人は日々、琵琶湖の水位や放水量を気にしていますし、魚の産卵に与える影響もご存知の方は多いでしょう。
実際、現在は自然の摂理に反して、冬に水位を上げて、逆に夏には下げているので、魚の産卵に悪影響があるそうですが、流域の人々の暮らしに必要な水を確保するためにそうせざるをえないそうです。
水位を操作する権限も滋賀県ではなく国が持っていて、滋賀県だけの都合で操作できないようになっています。

その他にも、魚の産卵パターンは大きくわけて5種類あるとか、漁法の解説とか、専門家ならではの解説を伺うことができました。

琵琶湖博物館を訪れたのが初めてというのは参加メンバーの中で私だけだったのですが、個人的にこみあげるものがあったのは、やはり、この展示です。

オオクチバス。

その上には。

「連れてこられた生き物たち」

 
もちろん迷惑な存在なのでしょうが、ことさらに悪者扱いされているわけではありませんでした。先入観のあまり、今まで足を運ばなかったことを後悔しました。

 

清掃活動を通じてコハクチョウを愛する会の方とつながることができ、鳥たちへの関心も以前より高まりました。

 

澤邊さんと金尾さんにはランチタイムもおつきあいいただき、わたしは初めてブラックバスを食べました。バスとビワマスを揚げた「湖の幸の天丼」。くさみもなく、あっさりした味。美味しくいただきました。

鮒寿司を試食しつつ、金尾さんを囲んで魚や釣りトークに花が咲いていました。時間が全然足りないほど。

こちらのテーブルも、澤邊さんがビワマス釣りで爆釣した話や美味しいビワマス親子丼の話で盛り上がりました。
 

 

午後からは会議室に移動して、琵琶湖博物館の取り組みや滋賀県の水産事業についてお話を伺いました。

民間企業出身というご経歴にはじまり、アメリカでの釣りの経験や、環境学習センターをぜひ活用してください、というお話をしてくださった山本さん。

琵琶湖博物館では、さまざまな情報発信やボランティア活動の支援、環境学習教材の貸し出しなども行われています。

 

続いて、実はかつて外来魚の駆除を担当していたという山本さんにバトンタッチして、琵琶湖の環境や水産事業について写真やデータを示しながらご説明いただきました。また、ご専門の冷水病や鯉ヘルペスについても解説してくださいました。

 

80年代には琵琶湖での鮎の漁獲量が一番増えていますが、これは漁具や漁法の進歩も関係しているそうです。

琵琶湖の水中の温度。夏は表層と底の温度差が激しいのがわかります。

 

そして、避けては通れぬ外来魚駆除の取り組みについても。

ここで

「バスは減ってますか?」

というご質問をいただき、こちらからは「実感として、南湖で大きなバスは減って釣れにくくなった」という意見が出ました。

さらに、原因不明だけど雷魚が大量に死んでいたことがあったとか、湖上で実際に経験したことをお伝えしたり、今後たとえば調査活動や、減少しつつある漁師さんをなんらかの形でサポートするとか、釣り人が協力できることはないだろうか、などの意見交換も行われました。

一日を通して、琵琶湖博物館の皆様がバスアングラーである私たちにとても気を遣ってお話ししてくださっていることがひしひしと伝わってきて、本当にありがたかったです。

長時間にわたってご説明いただき、ありがとうございました!
時間がまったく足りないほど夢中になって拝聴しました。

今後、学芸員の方や職員の方にもご協力いただいて、琵琶湖博物館でのイベントも企画したいという意見も出ました。ぜひ実現したいです。

琵琶湖博物館のチケットにも書かれています。

っくり

くわく

んにちは

(タテに読むと琵琶湖!)

驚きや興奮とともに、知的好奇心を満たしてくれる琵琶湖博物館。

今後、もっとお互いに知る機会が増えるとうれしいです。

みなさまも休日は、ぜひ。琵琶湖博物館へ!