サンディエゴで2017年初バス!〜Bass fishing at San Vicente Reservoir, San Diego

2/26(日)。アメリカ滞在5日目。

サンディエゴのSan Vicente Reservourで、トーナメントプロでもあるMarkさんに夕方2時間、バス釣りガイドをお願いしました。

サン・ビセンテ(発音はビツェンテに聞こえる)リザーバーは地域の水源確保を目的とした増水工事のため長年閉鎖され、昨年、8年ぶりに開放されました。当然その間手つかずだったビッグフィッシュを狙って、多くのアングラーで賑わっています。

このリザーバーで釣りをするには、カリフォルニア州のフィッシングライセンスに加えて、リザーバーの使用料8ドルが必要です。

チケットと一緒に渡される注意書きには、このリザーバーはあくまで「地域の飲料用水」なので、放尿禁止、必ずトイレを使うこと、ゴミも捨ててはいけません、オイルが漏れないように、などなど、守るべきマナーがずらっと書かれています。

ゴミ箱もたくさん設置されています。

地域の職員さんも常時監視しており、管理体制がしっかりしていることがわかります。

 

当日は気温も10℃前後と寒く、ときおりにわか雨が降り、しかも強風。タフコンディションだったのか、私たちが釣りをはじめようという15時頃には続々とボートが帰着していました。

Markさんを待つ間、しばしおかっぱり。

でも・・・どクリアで魚影まったくなし!

今回の出張で同行しているお2人はたまたま、それぞれトップ、ボトムの釣りがお得意で、わたしは中層が好きなので異なるレンジを同時にサーチしていくことができましたが・・・

無。どこまでも静かでクリア。

なんの手応えもないまま早々にギブアップ。

途中ラインごみが落ちていたので、いずこも同じ、と嘆きつつ拾いました。といっても、落ちていたのはたったこれだけ。全体的にかなりきれいに保たれているのは確かです。

 

Markさんが到着し、昨年7月以来の再会!

うっとりするような美しいスロープからランチング。最高。

 

爆風に吹かれながら、立木付近にスイムベイトを通したり、岸際にジグを落としたり。

増水工事によって、Markさんが子どもの頃によく釣っていた島は水中深くに沈んでしまっているのですが、そこに魚が集まっているそう。魚探にも魚が!

Markさんはお得意のダウンショットで早々にキャッチ。さすが。

Sさんも、見事アメリカ初バスをゲット!

強風と寒さに震えながら粘ったものの、あっという間に日が暮れてタイムアップ。

湖上を監視する警察のボートに半ば追いかけられながら笑、帰着することになってしまいました。

でも、戻りながらMarkさんがエンジンの爆音にも負けない大声で何度もこう言いました。

まだ諦めないで。桟橋にボートをつけて、車を取りに行くまでの間、まだ時間があるから。いまはプリスポーンの時期で、桟橋に向かってチャネルラインがあって、そこに魚が入ってくる。
だから、ボートからキャストし続けて。

できるだけ遠くに、キャストして!

釣れるから!絶対に!

 

ボートが桟橋につくやいなや、Markさんの十八番のダウンショットをリグったスピニングを手に取り、強風にも負けず、渾身のキャスト。

遠くへ。できるだけ遠くへ。

 

・・・いや全然近いけど!!!(へたくそ)

 

しかも。痛恨の根掛かり(stuck!)

 

ロッドをしゃくって、しゃくって、やっとはずれたと思いきや、まだ重い。

 

まだ重い。

 

巻き続ける。

 

ラインが、走っている。

 

重い!

 

重い!!!!!!

 

釣れたーーーーーー!

 

45アップは確実!

車で戻ってきたMarkさんに、”I got  a BIG Fish!!!!!” と叫ぶと大喜び!

“I told you!” ほらね!!!

 

2017年初バスは、カリフォルニア州サンディエゴでのラストキャスト!

またひとつ、忘れられない思い出ができました。

 

釣行後はMarkさんが子どもの頃から通っているという地元のイタリアンレストランへ。

特大のピザとサラダを食べながら、釣り、リールのメンテナンス、アメリカでのビジネス、家族、いろんなお話をしました。

短時間の釣行ながら、新鮮な体験と一匹の感動をもたらしてくれた San Vicente Reservour.

自然の中で五感六感をフル稼働させるバス釣りの醍醐味を、久しぶりに味わうことができました。

サンディエゴでおかっぱり〜Bass fishing at Santee Lakes, San Diego

2/22から仕事でアメリカのカリフォルニア州サンディエゴに滞在しています。

仕事ではあるものの、できれば本場アメリカのバスを触りたくなるのが釣り人の性。釣りの用意もしていきました。
Huge Custom 64はふだん琵琶湖でビッグベイトなどを投げるのに使っていますが、3ピースなので大型のスーツケースにすっぽり収まってしまいます。便利!

 

渡米準備中。一応通訳係やのに釣る気まんまんな人w

Ai Tashiroさん(@ai9innings)がシェアした投稿 –

スーツケースはサムソナイトのファイヤーライト(サイズ52x75x31cm、容量93リットル、重さ2.9kg)をレンタル。軽くて大容量でおすすめです。

サンディエゴの釣具店でおかっぱり(岸釣り=shore fishing 、bank fishing)できるところを尋ねると、数人の方が Santee Lakesを勧めてくれました。
釣りはもちろん、ボート、バーベキュー、キャンプ、ラジコンボートなど、水辺でさまざまなレクリエーションを楽しむことができます。

ここは、駐車場代4〜5ドルを支払うだけで釣りができて、州のフィッシング・ライセンスは不要です。

1番から7番まで、番号の付いた小さな湖が並んでいます(6、7はキャンプ客専用)。
それぞれ地形やストラクチャーが異なり、人によっておすすめの場所が違うところが面白くて、5番はビッグフィッシュがいるけどハイプレッシャーとか、1番のこのエリアでワッキーリグで釣れる、とか、先週5kgフィッシュがでたとか、いろいろ教えてもらいました。各湖の側に駐車場があるのでアクセスも良好です。

普通のゴミ箱の横に、水道管のような釣り糸専用のゴミ箱もありました。素晴らしい。

体が不自由な方でも、だれでも利用できるように配慮され、そのための寄付も募集していました。

FISHING PIER FOR PEOPLE WITH DISABILITIES.
体が不自由な方のための釣り用桟橋。

 

あまり時間もなく今年初バスに出会うことはできませんでしたが、整備された豊かな環境を堪能できました。

水辺はやっぱり最高の癒やしスポット。地元の方が気軽に声をかけてくださったりして、幸せなひとときでした。

奇跡を生んだ勇気~淡海の川づくりフォーラム

 

2017/2/4(土)。インテックス大阪がフィッシングショーで盛り上がる頃。

ある釣り人の挑戦が、静かに始まっていました。

舞台は滋賀県。第10回淡海の川づくりフォーラム

琵琶湖や瀬田川を擁する滋賀県に、わたしたち釣り人は日々お世話になっています。

でも

古代湖である琵琶湖の環境、生息する貴重な生きものを守りたい方や、水辺での静かな生活を望む地域の方にとって、釣り人ははっきり言って、外来生物と同様に邪魔者とみられても仕方がない存在といえます。

釣り人としてなにかできることはないか

と模索している中、前回の清掃活動を通じた出会いをきっかけに、滋賀県の主催するこのフォーラムに参加し、清掃活動について発表することになりました。
今回もまた、国土交通省ウォーターステーション琵琶様の強い後押しをいただきました。

受け入れていただけるのか。

一笑に付されたり、お叱りを受けたりするのではないか。

そんな大きな不安を抱きながら。

 

発表者は、「釣り人の清掃活動」主催者のTさんとZさん。
わたしはパネル製作のみを担当し、フォーラムの模様をメッセンジャーやLINEで実況中継していただくのをハラハラしながら眺めていました。

その緊張感を振り返りながら、レポートしていきます。

午前中は3つのテーブルに分かれてのグループ選で、パネルを使って3分間発表します。
予選を突破すれば、午後から大きなステージでの本選。

このような会場の雰囲気に早くも圧倒されます。

 

「帰りたい\(^o^)/」
という悲痛なメッセージが届いても、わたしはただミカンの皮を剥きながら祈るのみ。

しかしありがたいことに、会場は歓迎ムードで、たくさんの温かい激励メッセージまでいただきました。

このメッセージカードはおひとりにつき1枚。数あるグループの中からあえて、釣り人による清掃活動にメッセージを寄せてくださったのです。

前回清掃活動に来てくださった河川レンジャーの眞田さんからのメッセージも!ありがとうございます。

 

 

予想外の展開…なんと、予選突破。

本選に進むことができました!

緊張の本選が始まります。 

発表したご本人曰く「パネル芸。まるでコントのよう。」
発表者の中でスーツを着ていたのは実はこのお2人だけだったとか。

 

審査結果の発表です。  

本選でも、「釣り人による清掃活動」に1票が・・・ありがとうございます!

グランプリは「渋川小学校 滋賀の郷土料理学習実行委員会」様

準グランプリは「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」様

先日一緒に清掃活動をしてくださり、10年連続でフォーラムに参加されている瀬田川リバプレ隊の皆様も「山紫水明賞」を受賞されました。

おめでとうございます!

グランプリの 渋川小学校 の皆様と滋賀県の三日月知事。

 

 そして。

 

奇跡は起きました。

 

 

マザーレイクフォーラム賞  

「釣り人による清掃活動」

 

この瞬間、会場がわっ!と湧いたそうです。

 

環境保全に取り組む方々が集まるマザーレイクフォーラムの名を冠したとても栄誉ある賞を、釣り人に与えてくださったのです!

さらに

親愛なる川の守り人賞

「釣り人による清掃活動」  

たいへんありがたいご講評の一部をご紹介します。

「釣り人の方がこういう会に来られるというのは初めてで、いままでも清掃をされてたそうだけれども、なかなかそういう活動が表に出てこなかった。
釣り人の方のごみというのが実は大きな問題にもなっている中、今日もちょっと怒られるんちゃうかと思いながら、アウェー感がある中で、非常に勇気ある一歩を踏み出していただいた。私はそこに非常に感激しております。
ぜひこれからもどんどんこの輪を広げていただいて、釣り人の方もこういう場にきて発表していただけるように、応援していきたいと思います」(会場から拍手)

 

全滋賀が泣く、というか…非常に感激しております
しかもこの釣り人の方と一緒に作業をしておられるのが、この淡海の川作りフォーラムを長年支えてくださったリバプレ隊さんであり、河川レンジャーさんでありということで、もう・・・(言葉に詰まられる)感極まっております」

 

ウォーターステーション琵琶のT様からも、フォーラムの中盤からすでに
「私、泣いています」
というメッセージが届き、わたしも涙が止まりませんでした。

ただただ、ありがとうございますとしか、言えません。

そして震え上がるような状況で発表してくれたTさんとZさん、本当におつかれさまでした。
この数日間、思い出しては、目から放水しっぱなしです。

16406792_1840198299586645_4794522939505953186_n

 

「運は人が運んでくるもの」と聞いたことがあります。 

だれかとの出会いと協力があってこそ、新しい扉が開かれます。

今回のフォーラムへの参加も受賞も、釣り人以外の方たちとの協働と出会いがなければ、決してたどり着くことのできない場所でした。

そして、これまで水辺で清掃活動を続けてきた数多くの釣り人の行動、投稿、思いがあったからこそ、前に進むことができました。

集まったことをきっかけに、次の一歩、次の行動が生まれる。

そんな清掃活動を、今後も継続していきたいと思います。

img_4488.jpg

 

最後にあらためて

今回のフォーラム参加を強力に後押ししていただいたうえ、当日も応援してくださったウォーターステーション琵琶のT様(前回清掃にもご参加くださいました)。

会場で温かく迎えてくださった他団体、出席者の皆様。

懇親会で次回に向けてのアドバイスまでくださった自治体の皆様、大学の先生方。

勇気ある一歩と称えてくださいましたが、もっと大きな勇気をいただきました。さらに活動を広げていきます。ありがとうございました。

そして、こんな素晴らしい経験をプレゼントしてくれた琵琶湖と瀬田川にも。ありがとう!