目の前で展開された”REAL ADJUST” – Bass Fishing at Lake Biwa, April 4

4/4の琵琶湖釣行は、贅沢にも前田さんガイド!

前回、3か月ぶりに琵琶湖に浮かび、いつも苦戦していた時期に釣ることができてうれしかったと同時に、明らかに自分が変化、成長していることに気づきました。その感覚を数人のアングラーの方に話してみると「わかる!」と非常に共感していただきました。

それは「経験を重ねるにつれ、ルアー → ライン → ロッド → リールから感知できる情報量がどんどん増えて、脳に浮かぶ水中のイメージが鮮明になっていく」ということです。
元々はただの振動として手に伝わっているだけなのに、多種多様なウィード(水草)の状態や湖底にある石や障害物のごりごりとした感触、水の流れや重さ、魚の気配など、水中のイメージが浮かびます。

きっと多くのアングラーは、一見アナログっぽい竿やリールといった道具を手にしながら、目の前の現実の世界と、バーチャルな水中の世界を同時に見て、感じて、体が反応しているのです。その感度、精度を上げるための製品技術も年々向上していて、すばらしいです。

特に、自分が使い込んでいるロッドやルアーを手にしているとき、その感覚はより一層研ぎ澄まされます。前回、買ったばかりのルアーから5年使い込んでいるルアーに変えたとき、「浮かび上がるイメージの鮮明さが明らかに違う」ことに気づきました。わたしはまだ経験が浅いので、そういう差が顕著に出たのでしょう。

そもそも最初は、キャストしてルアーをコントロールしようとするだけで精一杯。でも数を重ねれば体が覚えて無意識に動くようになり、脳にゆとりができ、徐々に視野が広がって感度が上がり、イメージが豊かになっていきます。そういうレベルアップを実感できるのが、楽しいです。

今回、20年以上琵琶湖のプロガイドを続けている前田さんにお世話になり、積み重ねられた経験に基づく圧倒的な状況把握・コントロール・判断能力を目にして、ほんとうに勉強になりました。

年々地球規模で気候が変動し、近年のデータが必ずしもあてにはならず、風、水温、天候、放水、湖流、波、水の濁り、ウィードの生え方、魚の動きなど多くの要因が目まぐるしく変化する中、広大な琵琶湖で魚を探し出して、膨大な釣り方の中からなにを使い、どう釣るかを判断するのは至難の業です。

2016/4/4の琵琶湖は夜間から降り始めた雨の影響で多少濁りが入ってきたエリアがあるものの、まだまだクリアでした。9時頃には雨もあがり、午後からは風が強くなってときおり波が高くなり、あまり釣りやすくない状況。

SKEETERで出発!

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HONDEXの魚探の映像でバスやベイトフィッシュの位置を確認しながら、「こういうところにいるバスはまだニュートラル(捕食モードではない)」とか、詳しく解説していただきました。

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早々に1尾目ゲット!

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クラップクロー、いまや入手困難ですが、SNSでお願いしたところ関東の方に送っていただきました、ありがとうございます🙇

さらに、クラップクローで47センチ♪

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あたったのに取れなかった魚も多く。まだまだ修行が足りません。

夫も連発🐟🐟

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夕方、風が吹き荒れるタイミングで特大狙いで大きく移動。「このタイミング、この場所でしか釣れない天才バスを狙う」宣言にますますテンションアップ!

でも、とても難しい釣り方でそもそもガイドのお客さん向きではないらしく、「食わせるのも難しいし、食わせたとしても掛けるのがさらに難しい」と何度も説明していただきました。でも、リスクをとらずして、特大の賢いバスを釣ることはできないのです。

こんな感じで、底付近にバス、中層にベイトフィッシュがたまっています。

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前田さんご自身がロッドを握るのはほんとうに短い時間なのですが………衝撃のお手本フィッシュ!どーん!

まさに、REAL ADJUST!!

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強風の中、たっぷりレクチャーしていただき徐々に感覚がつかめたところで、残念ながらタイムアップ。

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楽しい1日はあっという間に過ぎていく。お昼ごはんを食べるのも忘れていました。

琵琶湖に行くと、毎日が、1分1秒が、まったく違う二度と訪れない瞬間の積み重ねだということを実感します。去年と同じ頃に行っても、同じ顔を見せてくれることはまずありません。自分自身もまた、変わっていきます。年とともに衰える部分もあるけれど、長い沈黙を経て釣れた感動は我慢強さとなり、積み重ねた経験は確実に力になっています。そんな成長を感じさせてくれるバス釣りに、魅了され続けています。

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