釣りと社会福祉。〜NEW CURRENT WORKS様

 

初夏の気配もひとやすみ、小雨降るGW。

NEW CURRENT WORKS様(NPO法人サンフェイス様)を訪問し、釣り人による清掃活動をご紹介しつつ、CURRENT様の社会福祉事業についてお話を伺いました。

オフィス隣で運営されているカフェ。各地の福祉作業所で製作された商品がディスプレイされています。

 

フィッシングスタイルに新しい”流れ”を

障がいのある方々が働く福祉作業所の技術を使用し、
フィッシングに特化したモノ作りをおこないます。

—NEW CURRENT WORKS

 

釣り関係以外にもさまざまな事業を手がけられていて、B.S.C Rainbow Worksというプロジェクトでは、各地の福祉作業所の技術を組み合わせて、またさまざまなブランドやアーティストの方とのコラボレーションを通じて、さらに価値を高めた製品づくりをされています。

「さをり織り」の端切れを活用したバッグも、そのひとつ。独特の風合いが魅力で、人気商品だそうです。

わたしもひとつ購入!裾の部分がだんだんほつれてくるのがまた魅力だとか。

こちらは、和歌山の塩をつかった「しおラスク」。

 

すてきなモノとの出逢いを通じて、さまざまな技術や福祉作業所について知るきっかけが生まれます。

『すべての子ども達に、夢は必要だっっ!!』
SUNFACE様HPより

 

インスタで早速、釣り人による清掃活動もご紹介いただきありがとうございます🙇

これもまた、バス釣りがもたらしてくれたご縁です。

いいお話をたくさん伺えました。代表の久田様、ありがとうございました☺️

マザーレイクフォーラム(5)未来へ。〜釣り人による清掃活動

前回のブログから1か月も経ってしまいましたが、いよいよ第7回マザーレイクフォーラムびわコミ会議レポート最終回。

過去のレポートはこちらです。

マザーレイクフォーラム(1)参加にあたって

マザーレイクフォーラム(2)びわ湖の現状

マザーレイクフォーラム(3)各団体の活動報告

マザーレイクフォーラム(4)びわ湖への約束 

 

前回ご紹介したとおり、午後の部では15のテーマごとにテーブルに分かれて話し合いました。
その成果をまとめたキーセンテンスを発表する前に、参加者個人としての「びわ湖への約束」も発表がありました。

びわコミ会議では、「これから1年、びわ湖に対して自分はこういうことをする」という約束をコミットメントと呼んでいます。

こんなコミットメントが発表されました。

・「鮒寿司を広めていきたい

・「川、水辺、びわ湖に関わる活動と、盛り上がります。今日午前中に発表した釣り人の会さんが出てくださった”淡海の川づくりフォーラム”実行委員会です。毎年この時期にびわコミ会議、冬には淡海の川づくりフォーラムをやってます。次回2018年2月4日に開催が決まりました。淡海の川づくりフォーラムにぜひ出ていただいて、励ましあう場ですので、ぜひ盛り上がりましょう」

・「びわ湖を楽しむ。学生団体で滋賀の魅力を発信するというのをやってるんですけど、さっきの話し合いの時に、”深く考えすぎないで、まずは楽しむっていうのが学生の魅力やし、そういうのを伝えていってね”って言われて、すごく嬉しくて、前向いて動けるな、って思ったので、楽しむっていうところをもう1回大事にしていきたいなと思いました」

・「外来種を覚える。名前だけは知っていても見分けがつかないので、きちんと覚えて、とったらあかんやつ、無くさなあかんやつ、っていうのがわかるようになりたいです」

・「ビワイチ、自転車ではなくRun(一泊二日で走ります)」というハードなコミットメントも!

 

今回初参加の釣り人として、「琵琶湖野郎」Tシャツを着た私も指名していただき、

「私のコミットメントは、びわ湖の魅力を発信する!です。インスタグラムで#lakebiwaのタグをつけて写真をあげると海外の釣り人も反応してくれて、いい魚だねって褒めてくれたり、それアメリカでも買えますかって質問されたり、beautifulって喜んでくれたりするので、そうやってびわ湖の魅力をもっと発信していきたいです」

と約束しました。世界中の釣り人が憧れているLAKE BIWAのすばらしさ、もっと伝えていきたいです。

 

続いて、ディスカッションしたテーブルのグループごとに、キーセンテンス(びわ湖への約束)を順番に発表していきました。

今回も、最初に私たち、釣り人のグループが発表しました。

 

1.  釣り「人」で活かす! ~びわ湖への恩返し、感謝の気持ちを込めて。~

キーセンテンス:世界一の湖、びわ湖でカッコイイ(つり)人になる。

(詳細は、ぜひ前回のブログをご覧ください)

津熊さん「釣りのみならず、地域とつながり、自然への感謝を忘れず、次世代につなぐという、広い意味です」

川本勇さん(以下、勇さん)「なるほど。どうですか今日は、アウェー感あったと思いますが。楽しんでいただけましたか。」

津熊さん「ものすごく楽しめたと思います」(会場から拍手)

勇さん「ねえ、”琵琶湖野郎”のTシャツが目についてしゃあないですけど(笑)でも、釣り人も、琵琶湖の環境のこと一所懸命考えてるいうことやからね」

津熊さん「データ量はすごいと思います」

勇さん「あれだけずっと湖面見続けている人、いいひんもんね」

琵琶湖環境科学センター佐藤さん「漁師さんに並ぶ、びわ湖に出ている人なんですよね」

勇さん「最近なんか変わったことありますか」

津熊さん「最近ね、これ(びわコミ会議の準備)で忙しくて釣り行けてないんですよ」(会場から笑い)

勇さん「このグループはほんと、参加していただいたというだけでも、大きいんじゃないですか。じゃあまた、来年もぜひ参加していただいて、湖を見て感じたことを教えていただきたいですね」

佐藤さん「そうですね、どんな変化を感じたかぜひ教えてください」

勇さん「”世界一の湖、びわ湖でカッコイイつり(人)になる!”でした。大きな拍手~」

 

2. 湖東地域の連携を活かす! ~湖東地域のトンボを守るため、市民、団体、企業ができることは?~ 

キーセンテンス:トンボを物差しにして、楽しくわかりやすく、地域とつなげる。

「やっぱり楽しくなかったら続かないので、楽しさを伝えるということと、トンボというものを指標にすることでわかりやすく、地域の皆さん、企業も含めて皆さんに伝えてこの活動を広げていきたいです」

勇さん「このグループは企業の方が多かったですか?」

「そうですね、企業の方と研究者の方と、NPOの方ですね」

勇さん「またぜひ、子供さんにも広げていただきたいですね。」

「はい。今日の話を聞いていただいて興味を持たれた方は、ぜひご連絡いただければと思います」

勇さん「これからも頑張って続けてください。トンボと琵琶湖の環境、よろしくお願いします!」

 

3. ヨシを活かす! ~ヨシの保全と活用を考える~


キーセンテンス:もっと身近に!もっとオシャレに!もっと楽しく!

「ヨシを利用していくためにはもっと身近なものにならんとあかん、いろんなヨシと触れ合う機会とか、ヨシツーリズムとか、そういうことを進めていかなあかんのかなと。
ヨシは昔は必要なものだった、それしかなかったんですけど、今いろんなものがある中で、ヨシを使っていくにはヨシをもっとオシャレなものにしていかなあかん。最初の佐久川さんのプレゼンにあったみたいなものを押し出していかなかんのかなと思っています。
何より、ヨシのある環境を楽しむ、ヨシ原の中で楽しむ。それはまた身近なものにつながっていく、それぞれだけじゃなく、全体的にいろんなところからヨシに近づいていくことが必要じゃないかと思います」

勇さん「なかなかヨシも身近なものでなくなってきたところもありますからね。それが家の中でもっと身近で、オシャレで、楽しいものだったらもっともっと広がるんじゃないかと。このグループはどんなメンバーでしたか」

「ヨシに直接関わっている人もいれば大学生の方も来ていただいて、知らない人から見れば、案外遠いんやなということがわかりました」

勇さん「ヨシを通じて、皆さん仲間になれたんじゃないですか?」

「そうですね、みんなでこんなことしたらいいんじゃないかあんなことしたらいいなじゃないか、妄想みたいなアイデアが出てきました」

勇さん「妄想しながら友達をつくるのもこの会議の大きな目的ですからね」

佐藤さん「そうですね、つながっていただいて」

勇さん「80分の議論はきっと無駄ではないと思います。”もっと楽しく!もっとオシャレに!もっと身近に!”でした」


4. ビワイチで活かす! ~ビワイチの推進について~

キーセンテンス:ビワイチで活かす!地元と地域の資源

「ビワイチやらない人から見たら、ちょっと遠い世界、隔絶された世界に見えている。ちょっとした体験でも、地域の方々、滋賀県民の方々にも体験していただくことで、お互いを認め合う、サイクリストの人へのウェルカムな姿勢も出てくるし、地域の良さを伝える、新しい文化を創造することにつながるのかなということで、まとめさせていただきました」

佐藤さん「なるほど、だからこの、”人と人をつなげる”とか、”地域と共に生きる”という、びわ湖版 SDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)を選んでいただいたんですね」
(キーセンテンスを書いた紙には、その内容に関連する「びわ湖版 SDGs」の項目のシールが貼られています

勇さん「実際に、ビワイチの経験者は多かったですか、メンバーは」

「いや、逆に経験者がほとんどおられなかったです」

勇さん「じゃあ、これからやってみたいという人が多かったんですね。来年、やったことあるという人が増えてたらいいですね」

「ちょっとだけでも、湖岸走っていただくと、また新たな発見があると思いますので、ぜひ走ってみてください」 


5. 学びに活かす! ~びわ湖で学ぶ・びわ湖を学ぶ~

キーセンテンス:遊んで体験+昔の話+科学的調査と教育

遊んで体験+昔の話+科学的調査と教育という三本柱になりました

佐藤さん「この横に書いてある文字は?」

「チームの半分以上がベトナムから来られた方でしたので。
みんな好き放題喋りましたので、間に入った通訳さんひどく大変やったと思うんですけど」

佐藤さん「ベトナムの方のお話で何か、へぇ~と思うようなことありましたか?新しい視点のような」

「そうですね、この”昔の話”のところなんですけども、ベトナム、クアンニン省のハロン湾の汚染の問題をどうするかというので琵琶湖に調査に来ておられるんですけど、皆さんだいたい30代くらいの方なんですが、子供の頃のことを目がキラキラとして幸せそうな顔で話されるので、きっと琵琶湖と20年くらい状況が違うんだなと思いまして、そういう話を聞くと、子供たちに語り継いでいくことも大切だね、という話をしました」

勇さん「ハロン湾というと世界遺産で、海上生活者がたくさん住んでいるところでね。でもあそこもかなり汚染されてきているというね」

「世界遺産に認定されたことで観光客に人気が出て、それが今大きいです」

勇さん「認定されると人増えるし、汚れるし、でも観光資源、お金も大切やし、ベトナムの方もいろいろ考えられたと思うんですけど。友達になれたんじゃないですか、ベトナムの方と」

「そうですね、言葉は結局最後までひとこともわかりませんでしたけど(会場から笑い)、考えていることは同じだなということがわかりました」

勇さん「少し先輩ですからね。背中を見てもらえるといいですね」

「そうですね、我々の経験から、何か持ち帰ってもらえるといいなと思います」

勇さん「どうもありがとうございました。ベトナムからお越しの方も、ありがとうございました」

※関連記事:琵琶湖浄化のノウハウがベトナムの「世界遺産」を救う…昭和の「せっけん運動」をモデルに現地の水質改善に挑む」(2014/10/1 産経新聞)
 

6. 若者の力を活かす! ~若者が滋賀の魅力を発信していくには?~

キーセンテンス:受信力と発信力。楽しみながら活動するとアンテナがどんどん広がる!!

佐藤さん「受信と発信。これはどういうことでしょうか」

「まず滋賀の魅力を伝えていくには発信力が大事っていう話にはなったんですけど、でも、”どういう情報が必要なのか”とか、”どこで、どういうことを、どういう人がしているのか”っていうことを、まず知ることが大事っていうところから始まって、まずは自分で探しにいく、という意味で受信力が大事なんじゃないかっていう話になりました。
また楽しみながらやることで、相手の方も楽しそうだな、教えてあげようかな、ちょっと聞きたいな、という風に関係性が広がって、アンテナがどんどん広がっていくんじゃないか、という話になりました」

佐藤さん「若者だから受信しやすいとか、ありますか」

「いろんな世代の方がテーブルに集まったので、若者のラインとは、若者の定義とは、っていうところで結構盛り上がったんですよね。世代によって感じるところとか発信するポイントが違うので、たくさんの人と関わって、いろいろ発信できたらいいなというのをすごく思いました」

勇さん「(ディスカッションのまとめを見ながら)耳の痛いところでは、”行政の発信力がない”と、これはどういうところから」

「今回テーブルに来てくださった方がほとんど行政関係の方で、皆さん口を揃えて”行政は発信力がないんだ”っていうので」(会場から笑い)

勇さん「自分からカミングアウトしたわけや(笑)」

「その中で、学生とか、興味のある人が、こういう情報が欲しいとか、こういうことをやってるんだって来てもらえると、お伝えるすることはできるから、そういう風にタッグを組んでやっていけたらいいな、っていうお声も頂いて、すごく嬉しかったです」

勇さん「ということは、行政と若者もマッチングできるいうことやもんね」

「たとえばみんなで頑張っていくことも大事だけど、一人ががむしゃらにやりたいことを突き進めていったら、それに共感してやりたい人がくっついて行ったりとか、社会が追いついていくときがあるから、まずは一所懸命やってみることが大事だっていうことを聞いて、ちょっと団体を動かす上で不安なこともあったりしますけど、ひとまずやりたいことに向かって突き進んでいきたいなと思いました」

勇さん「なんか、環境だけじゃなく、いろんなことを学べたみたいですね。”若者の力”でした、ありがとうございました」


7. びわ湖の魅力を国際化に活かす! ~海外にびわ湖の魅力を伝えるには?~

キーセンテンス:日本といえば、東京、京都、富士山、「びわこ」!

「私たちのテーブルはベトナムから来られた方が多かったので、びわ湖の話をしました。関西の方は100%びわ湖のことを知ってると思うんですけど、世界中では、東京や京都や富士山は知っていても、びわ湖のことは知らない方が多いと思うと聞き、びわ湖のことをもっと発信しなくてはいけないなと。
発信するには、水環境とか色々ありますが、それをどう伝えるかは、実際にびわ湖に来て見て頂いた方に、SNSなどで発信してもらう。それがこちらのキーセンテンスになりました。
最終的に、日本といえば東京、京都、富士山、びわ湖となるような、そういう国際的な言葉になればいいなと思います」

佐藤さん「ベトナムの方から見てびわこの魅力はどのようにおっしゃってましたか」

「一般的にはあまり知られていなかったんですけど、まず来た時の印象は大きいという感想をおっしゃっていたので、それが一番なんだなと」

勇さん「まあ、富士山からびわ湖までの間に、まだちょっとへだたりがあるからね」

佐藤さん「それを無くそうということですよね、いろんな仕組みで」

勇さん「ベトナムの若い子たちにインタビューすると、やっぱりアニメの影響とかはすごいね。あとファッション。アニメとかでびわ湖を舞台にしてとか」

「そういうアイデアも出ました」

勇さん「そういうのは海外の方にはクール!ということでね。今回ベトナムの方、大活躍やね」

佐藤さん「来てくださって、良かったですね」

勇さん「どうもありがとうございました!」


8. 水草を活かす! ~どうする?びわ湖の水草問題!~


キーセンテンス:水草とのよりよいつきあい方を見つけよう!

佐藤さん「よりよいつきあい方といいますと、どんなのが具体的に出てきたんでしょう」

「まず厄介な水草をどうやって減らすか、ごく一部の人たちが一所懸命駆除してるんですけども、重労働だし3Kだし、なかなか活動として社会に広まっていかない。
そこで、新しい活用方法があれば、みんながそれを使ってくれる。たとえば今滋賀県では堆肥として使っていますが、美味しく食べられたらみんながそれを食べてくれる。
新しい価値を生み出して、みんなで自分で採るようにするという意見が出たんですが、それでみんなが採っていったら今度、減りすぎる問題が出てくるんじゃないかと。
なので、水草を地域の資源として持続的に利用して、将来の社会に伝えていくには、やはり末長くよりよくつきあっていく、っていうことが必要じゃないかと。そういうのを含めて、水草とのよりよいつきあい方を見つけよう!ということになりました」

勇さん「今日は水草を除去してる学生も来てるけども、ほんと重労働でね。もうキリがないと。なんとかもうちょっと有効に使えないかと」

「これからみんなでいろいろアイデアを出し合おうということで。イビューサ(NPO法人 国際ボランティア学生協会 IVUSA)の方はオオバナミズキンバイを自分で実際に食べてみて、残念ながらまずかったそうで」

勇さん「練りこんで食べるとか、あと電気に変えるとかいうのもあるんですけどね、まだなかなか妙案がなくて。ぜひ、水草との共存ができるような社会を目指していただきたいと思います。ありがとうございました」


9.  水害と生きる! ~どうやって水害から命や財産を守る?~


キーセンテンス:水の怖さと先人の知恵を知り 水害と生きられる人を育てよう!

「まず、根本的なところとして、自分の命を自分で守ることを当然の認識として、初等教育の頃から川を怖いものとして遠ざけるのではなく、川と実際に触れ合うことで、川のことを知り、なおかつ大雨が降った際の怖さ、また地域の先人の方々の知恵を引き継ぎ、伝承し、育てていって、知識を身につけてもらうことで、川に触れ合うこともできる人を育てていけるのではないかと」

佐藤さん「滋賀県でも今月、大きな災害がありましたしね。本当に喫緊(きっきん)の課題ですよね」

勇さん「雨の降り方が、変わってきましたからね。100年前と、だいぶ気候の状況も変わってきてるのでね」

「はい。だからといって、川は怖いものと言って遠のいてしまうのもちょっと寂しいところがありますので」

勇さん「先人の知恵を活かして、そして水害と生きられる人を育てようということですね。ありがとうございました!」


10. 地域フォーラムとの繋がりを活かす! ~地域フォーラムの現状と今後に向けて~

 キーセンテンス:連携の目的をより具体的にして、地域フォーラムを盛り上げよう!

「マザーレイク計画ができたときから、昔は流域連携、今は地域フォーラムという形で、ネットワークの会でもあったんですけど、ひょっとして、連携のための連携だったんじゃないかなと。つながるのが目的になってしまうと、じゃあつながって何をするねんと。十何年経って、そこが課題なのではないか。それを解く鍵はやっぱり、つながることによってどんなことを達成していくのか。
今回3つの流域から集まったんですが、全然私も知らない取り組みとか、そんな工夫があるんだと知ることができましたので、そういった他の流域の取り組みに勇気づけられたりとか、あと勉強しにいったり、それを毎年義務にするのとかではなくって、何年かに1回でも、行けたら良いのではないかと。
そんな風に、”なんのためにつながるのか”ということをもっと明確にすると、我々がマザーレイクのことで一所懸命取り組んでいることがもっとつながっていくんじゃないでしょうか」

勇さん「逆にいうと連携の目的がはっきりしていないものも多いということなのかな」

佐藤さん「そうですね。そうなると何のためにそれを続けていくのかと、うまく継続できなくなってしまう」

勇さん「根本的なところに切り込んでいただきました。どうもありがとうございました!」


11. びわ湖と農業を活かす! ~びわ湖と共生してきた滋賀の農林水産業を世界農業遺産に!~

 

キーセンテンス:(体験や食べること、食を通じて)子供や若者など、次世代に伝える琵琶湖と共生する農林水産業の魅力

 「魚のゆりかご水田をされている農業の方、ビワマスの遡上を助けるプロジェクトをされている方、子供たちと環境のことに取り組んでおられる団体さんとかが参加され、子供さん、若い世代の人たちにその魅力を伝えていくことがやっぱり大事かなと。
特にその中でも、今日お話にあったように、アユの不漁とか問題がある中で、漁業者さん、農業者さん、山の方々、みんな集まって話することも大事やなとか、それを支える消費者の方、食べて一緒に支えるということも次の世代に引き継いでいくことで重要やなという話になりました」

勇さん「若者のところでも出てたけど、楽しみながら農業に親しむイベントとか、そういう企画性がいるのかな」

「次世代に引き継いでいくというのは農業もそうですけど漁業も継承する人が少ないというのもあるので、楽しんで魅力を発信することが次の世代へ、生業としてつなげることにもなるのかなと」

勇さん「なるほど。楽しみながら、また農業を広めていってください。どうもありがとうございました」



12. 外来種と生きる! ~びわ湖における外来種問題、どうする?~

キーセンテンス:みんなで賢く我慢をしよう

「賢くっていうのは、たとえば外来種を飼いたいって思っても我慢したり、逃がしたいって思っても、やはり逃がすと繁殖するので逃がさない。除去活動って面倒くさいなって思っても我慢して除去する、という意味での我慢です。我慢できないっていう人もいると思うんですけど、9月にそういう我慢できる活動があります」

「僕もそういう水草を採っている学生の1人です。9月9日朝9時からオオバナミズキンバイの除去活動を実施します。考えること話し合うこと、重要だと思います。だけど動き出している人間もいま確かにいます。琵琶湖のことをよく知らない関東の学生も来て約500人でなぎさ公園で活動をします。直近で恐縮ですが、ご参加ご協力のほどよろしくお願いいたします」

勇さん「これ大変な活動やけど、楽しいことはあるの?」

「楽しくはないですね、正直」(会場から笑い)

勇さん「もうちょっとなんか言わんと誰もけえへんと思うわ。でも、なんかネットワークはできるんや」

「はい、若い人たちがたくさん来るので、元気だけはありますんで、盛り上げていけたらと思います」

勇さん「採り終わってからみんなでミーティングとか、そういう活動がやっぱり楽しい」

「はい、そうですね」

佐藤さん「楽しいことないっておっしゃったけど、達成感はあるでしょう。今年もたくさん生えているのを千人規模で駆除していただいて、スカーッとなくなって」

「それは本当に、壮観ですね」

佐藤さん「しんどいと言いながらもやってくださっている、本当にありがたい話です」

勇さん「本当に、ありがとうございます!」

 

13. せっけん運動を活かす! ~せっけん運動40年「未来のセンタク」循環するくらしへ~

キーセンテンス:体験・インパクト・コラボレーション 『洗って楽しい未来のセンタク』

佐藤さん「体験・インパクト?! 体験はわかりますがインパクトって何でしょう?」

NPO法人碧いびわ湖代表 村上さん「今回メンバーとしては、一緒にせっけん生活を広めているメンバー4人と、IVUSAの学生さんが1人、企業の方が1人。学生さんが伝えるところの強いインパクトがほしいと。せっけんを広めていく1つのやり方として、せっけん歯磨きというのがあるんですが、実際に使ってもらうと、通常の歯磨きは合成洗剤なので感触が違って、こういうものがあるんだなというインパクトがある。
こういう暮らしのことって地味なので、なにかインパクトがあるときっかけになると。それはでも、昔のせっけん運動と同じことです」

勇さん「せっかくですから。なんか(肩にBIWACCAトートバッグ)かかってますけど、紹介してください」

村上さん「さっき言いましたけど(笑)ありがとうございます。40年前赤潮が起きて、リサイクルせっけん運動というのが琵琶湖で起きました。廃食油を集めてせっけんを作るというので、それをいまも瀬田でずっと黙々と作り続けている職人がいて、あと東近江の愛東では作り続けてくれているボランティアの方がいますが、高齢化してきているので、これを若い世代の方に引き継いでいきたいということで、チームを作ってやってきてるんです。
この、集める、作る、使うを三位一体で広げていきたいなというところです。それを広めるために、体験・インパクト・コラボレーション。いろんな方たちとコラボレーションしていきたいと思います」

勇さん「こういう動きがあるということでね、そして今、コミットメントあげてくれてるわ。『せっけんを使う人を増やすぞ!』ということでね。ああいう仲間が増えてくれるとうれしいですね。ありがとうございました」

 

14. 水源の森を活かす! ~びわ湖水源の森を守り活かす自伐型林業~

キーセンテンス:50年先の生き方は、森の中にある。「体験」を「観光」に。「観光」を「暮らし」に。

「10人集まりまして、いろんな立場の方から、水源の森を活かすにはどうすればいいか、いろんなアイデアをたくさんいただきました。その中で、びわ湖の水、って言ったときに、その水が生まれた最初の一滴、森の中から出てくるところをイメージすることってなかなかないと思うんですけども、そこから僕らはイメージをつなげて考えていくことが大事だし、びわ湖を大事にしようと思ったら、やっぱりその森の中に暮らしがあって、そこにいろんな生き方があって、ということをみんなで考えて、森をもう1回見つめてみると、理想的な暮らしは森の中にしかないのかなという話が出ました。
それをまず体験してもらうことが大事で、子供たちに木のおもちゃを使ってもらったりとか、焼き畑の体験をしたりとか、山でできる体験たくさんあります。それがローカルビジネスになっていくんじゃないかと。体験ができる観光ビジネスを作っていくことで、山の地域の魅力を発信していくことになり、観光でかかわった人たちがいつのまにか暮らしの一部に取り入れていく、あるいは伝承してくれる、そういうストーリーが描けたらいいなと」

勇さん「これ、我々がやっているファザーフォレストの運動とも合致しそうな」

佐藤さん「そうですね、この最初の体験の部分につながるといいですね。父の日に山を思い浮かべるというのが」

勇さん「母の日はマザーレイク、父の日はファザーフォレストを思い返してほしいと。そんな風につながっていくといいですね」

「ビワイチっていうと、びわ湖の湖岸を一周ってみんな思っちゃうんですけど、一番水源の分水嶺を一周するビワイチがあってもいいのかなと」

勇さん「それ、しんどそうやな、道だいじょうぶ?(笑)」(会場から笑い)

「はいでも、これからがんばっていきます」

勇さん「父の日にぜひ、ファザーフォレストよろしくお願いしたいと思います」


15. 琵琶湖周航の歌を活かす! ~琵琶湖周航の歌100周年にちなんだ「なぞり周航」と「びわ湖音楽祭」

 キーセンテンス:美は乱調にあり〜異なるものの融合〜

「今年6月24日から27日まで、琵琶湖周航の歌100周年記念事業の1つとして、なぞり周航を実施しました。そのときは、びわ湖上、もちろん湖辺もすごい賑わいでした。そこでこの賑わいっていうのを考えてみたら、まず、釣りを楽しむっていうことがあります」

勇さん「ほう!」(釣り人メンバーの方を見て何度もうなずいてくださいました) 

「それから泳ぐっていうことがあります。それから湖上の花火をみんなで楽しむ。そして湖上スポーツはもちろん、生業としての漁師さん、それから今回の琵琶湖周航の歌じゃないけど、があります。それと、魚とか植物、生き物の生活環境でもある。そしてびわ湖にさしかけられた橋板。橋板ってみなさんご存じですか。湖辺から3mくらいの長さの幅30−40cmの板をさしかけて、そこで洗い物したり水くみしたりする、昭和30〜40年代まであった、そういう生活の洗い場風景、それが暮らしの文化として、あるいは琵琶湖を抱きしめようということでビワイチ、いろんな琵琶湖の賑わいっていうのがあるなあということを考えたときに、まさに「乱調」じゃないかと。
入り乱れている、それこそがびわ湖の美になる。びわ湖の賑わいこそが、暮らしに彩りを添えている。今回特に、琵琶湖周航の歌百周年で、この歌こそが、私たちの暮らしの生活、人生の応援歌として百年、歌い継がれてきたのかなと、改めて感じました」

勇さん「乱調という言葉は少しドキッとするんですが、なぜそのワードを使われたのでしょうか」

「みんな融合するっていうわけではない。それぞれが、それぞれの思いを持ちながら、それぞれに価値を出しながらやってる。みんなじゃあ一つになって手をつなごうっていうものでもない。漁師さんにしたらこれはわしらの生活やっていう、決して一緒になるもんでもない。それがなんとなく融合していきそうな、比喩的、漠然としてますけども、それが琵琶湖全体の美しさを醸し出している」

勇さん「なんか哲学的ですけども、混沌、カオスですね」

「びわ湖が好きっていうより、私たちが暮らしていく中で、どうしたらびわ湖に好かれるかな、って考えていくともっと面白いかな、意味が出てくるかなっていう」

勇さん「びわ湖に愛される自分になる。なるほど、ありがとうございます」

関連情報:
「住民参加のなぞり周航・歌碑巡り」(琵琶湖周航の歌100周年記念HPより)
「琵琶湖岸に橋板文化復活へ」(2017/5/27 京都新聞)

  各テーブルのキーセンテンスの発表は以上です。

 

最後は、歌でひとつになろうということで、全員で「琵琶湖周航の歌」を歌いました。

それに先立ち、琵琶湖就航の歌百周年記念事業について、嘉田前知事よりご紹介がありました。

先ほども話題に出た「なぞり周航」では、予想を上回る方が参加されたそうです。

琵琶湖周航の歌をレコーディングして発売された音楽ユニット~Lefa~(リーファ)の北川さん(写真真ん中)。

 
千葉県幕張のイオンモールでライブをしていたら、最初数十名だった観客が、琵琶湖周航の歌を歌い始めたとたんに周辺のマンションから多くの方が出てきて、200名ほどになったそうです。70年代に埋め立てられたこの地域には、滋賀県から移住した方も多いということでした。
北川さんの美しい歌声、ぜひ聴いてみてください。

 

2017/6/30、加藤登紀子さんプロデュースの第1回びわこ音楽祭が開催されました。
この音楽祭では高校生も、びわ湖を思う歌を作って発表されたそうです。

また、デザイナーの北川陽子さんは、記念事業協賛者へ贈る記念品としてアクセサリーをデザインされました。銀製でびわ湖の形をしていて、音楽祭が開催される大津市打出浜の場所にびわ湖パールがあしらわれています。 
→関連記事:「琵琶湖周航の歌 誕生100年 おしゃれ!銀の琵琶湖 ピンバッジ人気、購入希望も 記念事業協賛者へ進呈 /滋賀」(2017/5/20 毎日新聞)

 

さていよいよ、びわコミ会議の参加者全員で歌うのですが、各団体から1名が壇上に上がり、「琵琶湖周航の歌」を1フレーズずつ歌うということが事前に伝えられていました。

大阪や奈良など、滋賀県外出身のメンバーで構成された釣り人による清掃活動にとって、密かにハードルの高い課題でした。が、Zさんがこの日のために琵琶湖周航の歌を暗記して備えてくれました。
しかも、嘉田前知事と肩を組んで熱唱!

 

琵琶湖周航の歌

  1. われは湖(うみ)の子 さすらいの旅にしあれば しみじみと昇る狭霧(さぎり)や さざなみの志賀の都よ いざさらば

  2. 松は緑に 砂白き雄松(おまつ)が里の 乙女子は赤い椿の 森陰にはかない恋に 泣くとかや

  3. 波のまにまに 漂えば赤い泊火(とまりび) 懐かしみ行方定めぬ 波枕今日は今津か 長浜か

  4. 瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて眠れ乙女子 やすらけく

  5. 矢の根は深く 埋(うず)もれて夏草しげき 堀のあと古城にひとり 佇(たたず)めば比良(ひら)も伊吹も 夢のごと

  6. 西国十番 長命寺汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん語れ我が友 熱き心

 

 

締めはやはり、川本勇さんのギター。大きな拍手で、第7回びわコミ会議は盛大に幕を閉じました。

 

 

閉会後に前知事の嘉田さんにご挨拶させていただくと、毎朝、ご自宅前の浜にある橋板の上で祈りを捧げ、びわ湖の水を飲んでいる様子を見せてくださいました。

 

        
そして嘉田さんのお隣で歌ったZさんは、
「ちゃんと歌えてましたよ」
と褒めていただきました。がんばって準備した甲斐がありました!

 

夜の懇親会では、これぞびわ湖の恵みというすばらしいお料理をいただきました。私は初体験の鮒寿司、そしてホンモロコ、ビワマス、ゴリ。どれもふだん味わえない最高のおいしさでした。

  

びわ湖の夕日を眺めながら、気持ちよい風に吹かれ、同じテーブルの川本勇さん、自治体やNPO法人の方々と楽しく、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。バス釣りの話にも興味深く耳を傾けてくださって、ありがとうございました。

外来種駆除を推進する立場にある先生も、おそらく私たちのほうからは声をかけづらいと気を遣ってくださったのでしょう、自らこちらの席に移って、外来魚リリース禁止になった当時のお話からホンモロコのおいしい食べ方まで、気さくに話してくださいました。

なぜ爆笑しているのかというと、周りの皆様が「歴史的瞬間!」「ベルリンの壁崩壊!」と盛り上げてくださったからです笑

この美しい夕焼け。生涯忘れることはないでしょう。

 

今回のびわコミ会議のテーマは、「びわ湖を活かし びわ湖と生きる」でした。

立場はそれぞれ違えど、びわ湖が大好きで、びわ湖の恵みを享受し、こうしてお互いの情報を共有し、未来に向けて行動している。
このような場に参加できることを、本当に光栄に思いました。あらためて実行委員・参加者の皆様、ありがとうございました。

清掃活動でも、このびわコミ会議でも、出逢った地元の方・自治体の方に温かく迎え入れていただき、「温かいつながりや信頼関係を築いていくこと」の大切さ、ありがたさを深く実感しました。

 

絵本「木を植えた男」(シャン・ジオノ原作、フレデリック・バック絵、寺岡襄 訳、あすなろ書房の冒頭に、こんな一節があります。

人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、
長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。
名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいその行いは、
いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、
のちの世の人びとにあまねく恵身をほどこすもの。

 

未来に向かって一歩踏み出して行動することで

十年先、百年先に

もっとすばらしい環境が

もっと豊かなくらしが

そして 

もっと温かいつながりが

びわ湖とともに、ありますように。

 

マザーレイクフォーラム(4)びわ湖への約束 ~釣り人による清掃活動

前回まで3回の投稿で午前中の模様をお伝えした、マザーレイクフォーラムびわコミ会議のレポート、つづきです。

前回までの投稿もぜひ、お読みください。

マザーレイクフォーラム(1)参加にあたって

マザーレイクフォーラム(2)びわ湖の現状

マザーレイクフォーラム(3)各団体の活動報告

 

第2部のご説明を聞きつつお弁当を食べつつ打ち合わせをするという慌ただしい昼休みを終えて、午後の第2部スタート。

まず冒頭、滋賀県の三日月知事からご挨拶がありました。
このとき、釣り人による清掃活動についても言及してくださいました。

三日月知事「毎年この会議楽しみにしてますし、いまもポスターブース等を拝見させていただいてですね、いろんな取り組みの輪を広げていただいているなあということを実感しています。

今年の午前中の会議でも、ご紹介なり発表があったと思うんですけど、釣りをする人が、びわ湖との関わり、きれいにする取り組みに参加していただいたり、また川本勇さんをはじめ、コンペをして、その収益をびわ湖のためにというような活動であるとか、100キロ歩いて、その中で集まったお金をびわ湖のためにとかですね、いろんな形で、できることから、びわ湖や周りのためにやろうという活動が広がっていることを大変心強く思っています。

いま嘉田前知事もいらっしゃいましたけれども、ぜひ行政や、地域や、立場を越えて、みんなでびわ湖や未来のために行動を起こしていきたいと思っています。」

つづきはぜひ、動画でご覧ください。

 

三日月知事にはパネル展示もご覧いただけたようで、嬉しいです。

午後の部は、テーマ別のテーブルに分かれてディスカッションを行います。
全部で15のテーマがあり、どのテーブルに参加するのも自由ですし、ディスカッションを外から眺めるだけでもかまいません。
ただし、3つの注意事項があります。

 ほかの参加者の話に耳を傾けよう

 批判するのはやめよう

 みんなで平等に話し合おう

各テーブルでテーマに沿って80分間の議論を行い、最終的に1つのキーセンテンスにまとめます。
各テーブルのキーセンテンスを「びわ湖への約束」と位置づけて、その後の50分間の全体討論で共有します。

このキーセンテンスは、「びわ湖版 SDGs」(エスディージーズ、持続可能な開発目標 )にも反映され、滋賀県の環境審議会や、次のびわコミ会議のテーマにも活用されます。
また、各グループの議論の内容は、「マザーレイク計画21」の改定や推進にも活用されます。

つまり、私たちの声を届ける、とても貴重な機会なのです。

以下の15のテーマがもうけられました。

グループディスカッション 共通テーマ:○○を活かす、○○と生きる

 1.釣り「人」で活かす! ~びわ湖への恩返し、感謝の気持ちを込めて。~

 2.湖東地域の連携を活かす! ~湖東地域のトンボを守るため、市民、団体、企業ができることは?~

 3.ヨシを活かす! ~ヨシの保全と活用を考える~

 4.ビワイチで活かす! ~ビワイチの推進について~

 5.学びに活かす! ~びわ湖で学ぶ・びわ湖を学ぶ~

 6.若者の力を活かす! ~若者が滋賀の魅力を発信していくには?~

 7.びわ湖の魅力を国際化に活かす! ~海外にびわ湖の魅力を伝えるには?~

 8.水草を活かす! ~どうする?びわ湖の水草問題!~

 9.水害と生きる! ~どうやって水害から命や財産を守る?~

 10.地域フォーラムとの繋がりを活かす! ~地域フォーラムの現状と今後に向けて~

 11.びわ湖と農業を活かす! ~びわ湖と共生してきた滋賀の農林水産業を世界農業遺産に!~

 12.外来種と生きる! ~びわ湖における外来種問題、どうする?~

 13.せっけん運動を活かす! ~せっけん運動40年「未来のセンタク」循環するくらしへ~

 14.水源の森を活かす! ~びわ湖水源の森を守り活かす自伐型林業~

 15.琵琶湖周航の歌を活かす! ~琵琶湖周航の歌100周年にちなんだ「なぞり周航」と「びわ湖音楽祭」

私たちのテーブルのテーマは、もちろん。
びわ湖を「釣り”人”で活かす!~びわ湖への恩返し、感謝の気持ちを込めて。~」です。

ディスカッションの進行役は、右も左もわからない私たちを事前の準備からフォローしてくださった、マザーレイクフォーラム実行委員の中野さん。
釣り人でもある中野さんは、2月の「淡海の川づくりフォーラム」でも釣り人による清掃活動の発表をご覧になり、そのご縁で、3月に行った草津市志那湖岸の清掃活動にも参加してくださいました。

※淡海の川づくりフォーラムに関する投稿
「奇跡を生んだ勇気~淡海の川づくりフォーラム」
もぜひご一読ください。

さらに、滋賀県職員のIさんも私たちのテーブルに。
Iさんも、3月の清掃活動に参加してくださいました。
実は、淡海の川づくりフォーラムへの参加を悩んでいたとき、いったんは辞退しようと電話をかけた津熊さんを電話の向こう側で引き留めて、
「今までにないことで、楽しみにしてるんですよ、ぜひ参加してください!」
と力強く背中を押してくださったのも、このIさんでした。

いつも釣り人による清掃活動を支援してくださっている国土交通省ウォーターステーション琵琶の武田さんももちろん、私たちのテーブルです。

これまで何度かブログでご紹介してきましたが、清掃活動での他団体との連携支援にはじまり、淡海の川づくりフォーラムへの参加、琵琶湖博物館研修会の調整、水辺の匠への出展、さらには雑誌記事や報告書の推敲、関係各所への許可申請や御礼のご挨拶まで、あらゆる活動を全面的に支援してくださっているのが、武田さん、池田さんをはじめとするウォーターステーション琵琶の皆さんです。
このマザーレイクフォーラムに向けた打ち合わせもウォーターステーション琵琶の会議室をお借りして、いろんなアドバイスをしていただきました。

そして釣り人の皆さん、お気づきでしょうか。

実は、瀬田川洗堰の放流量を釣り人が気にしている(魚の動きに影響する)ことを知ってからというもの、ウォーターステーション琵琶の公式キャラクターしずくくんは、twitterやFacebookで、放流量の変更をなるべく早く発表してくれているのです。
以前は、日中に変化した放流量は翌朝にしかわからなかったはずです。

マナーの悪い釣り人に対して啓蒙をしつつ、いつも密かに、釣り人を応援してくれているのです。ありがとうございます。

釣り業界からは、滋賀県大津市を拠点とする釣り具メーカー株式会社ジャッカルの代表取締役社長でありトーナメントプロとしてもご活躍の小野俊郎さん(左)、びわ湖でバス釣りガイド業を営む琵琶湖遊漁船業協会会長の河畑文哉さん(右)も、午前中から参加してくださいました。

 

前前前回のブログで少しご紹介しましたが、地元滋賀県で清掃ボランティアをしており、釣り人が残すゴミに悩まされているというKさんも、私たちのテーマに興味を持って参加してくださいました。

さらに書記係として滋賀県立大学の学生Oさんに手伝っていただき(おかげさまでディスカッションに集中できてとても助かりました)、淡海を守る釣り人の会の津熊さん、Zさん、私(田城)を加えた総勢10名でディスカッションが始まりました。

 

全員の自己紹介のあと、
「(滋賀県にいる人間として)特に釣り人に対して感情的に対立しているという意識はなく、ましてやわざわざ大阪から来て清掃活動をしている人に対して怒るわけないのに、なぜアウェー感を感じていらっしゃるのか。
ちゃんとしてるやつ、してへんやつがいるのは釣り人に限った話ではないし、釣り人だからってひとくくりにされることもないと思うし」
というご質問をいただき、そのアウェー感の共有から始まりました。

人により思いはさまざまでしょうし、これはあくまで私の主観なのですが、まず釣り人は、立場を変えて見れば、釣りのゴミや騒音などをもたらす迷惑な存在であることは、否定できません。
その一方で自分たちからすれば、外来魚問題がクローズアップされてバス釣りがあちこちから叩かれるようになり、びわ湖では外来魚リリース禁止となり、釣りを楽しみたいというのは自分たちのエゴだとわかってはいるけれど、だからといって消化しきれない悲しみや怒り、何を言ってもどうせ受け入れてはもらえないし口を開けばもっと叩かれるだけという虚しさや諦め、固いしこりのようなものを、ずっと長い間、抱えたままでいるのではないでしょうか。

でも、この半年間、県の職員の方や地域の方と顔を合わせてお話しする中で、そんなしこりがほぐれていくことを実感しました。

立場や見解の相違はあっても、その違いを受け入れてくださる温かさに何度も触れましたし、自治体の方も単純にブラックバスだけを悪者扱いしている訳ではありません。
前々回のブログにも書きましたが、護岸の変化、産卵場所であるヨシの減少、水位操作によるホンモロコの卵の干出、プランクトンの増減など、さまざまな要因が生き物に影響を与えていることも把握されています。

ディスカッションでは、次のような意見が出ました。

・バス釣りブームの頃は確かに釣り人のマナーが悪かったけれど、外来魚問題が話題になり、バス釣りが叩かれるようになってから、危機感を感じてマナーに対する意識は大きく変わったと感じている。それでも、これまでメディアで叩かれ続けてきたことで、なかなか悪いイメージを払拭できていない。

・琵琶湖遊漁船業協会では、漁師さんが設置している漁具や近隣住民の方に対する騒音、安全を考慮し、びわ湖での航行ルールについて、たとえば岸から300m以内は7ノット以下とか、エリ(定置漁具)の周りで釣りをしないとか、自主規制をもうけて、ホームページにも掲載し、周知に努めている(協会自主ルールについては、こちらをご覧ください)。

・ほかにも橋脚の周りでは釣りをしない(死角になって危ない)、琵琶湖大橋の橋脚の間隔が広いところしか走行しないなど、安全に関する自主規制がある。びわ湖では年中多くのボートが走っているわりに事故件数は非常に少ないが、未然に防げていることはクローズアップされない。

・SNSで「ゴミを拾って帰ろう」とかマナーに対する呼びかけを投稿すると、いいねの数がほかの投稿よりも格段に増える。マナー向上の意識を持っている人が多いと感じている。

・ボートだけじゃなく岸釣りをするときも、清掃活動をするときもライフジャケット着用しようと、いま呼びかけている。子供の頃からライフジャケットを着ていれば大人になってからも着てくれると思う。

・バス釣りはアメリカから来たので、バス釣りのスタイル、かっこよさに憧れて始めた人もいる。プロは特にマナーを守ることも含めてかっこいいところを見せて、それを若い人が見てまねしてもらって、かっこいい、スマートなバス釣り人が増えたらと思う。

・そういう風にいろんな面で心がけていても、外には伝わっていないから、アウェー感を感じてるんですね。

・外来魚問題で叩かれてきたから、そもそもこちらの声はとりあげてもらえないし、発信もできない。一を言ったら、十になって返ってくる。とにかく批判される、という印象。それが怖いから、なにも言えない。

・実際に清掃活動を通じて、顔の見える関係を構築していくと、いつも歓迎していただいている。

・そのアウェー感を脱却して、スマートさの発信へと変えていかないといけないのではないか。

・釣り人にとっては、世界記録のブラックバスが釣れたびわ湖は世界一。世界中の人が憧れている。その釣り人にとっての価値も、伝わっていない。

トーナメンターでもあるジャッカル社長の小野さんは、ご自分の人生に照らして、こんなお話をしてくださいました。

小野さん「ブラックバスというと外来魚という最初のフィルターがあるから、どうしてもネガティブな印象とつながるけれども、実際には釣りにはすばらしいことがいっぱいある。
自分の人生に照らしてみても、横浜で生まれて、ブラックバスの釣りが好きで、大学に入って、関東からみんなで車にぎゅうぎゅう詰めになって乗り合わせてびわ湖に来るようになって、こんな大きな湖は関東にはないし、大自然の中で、すばらしい魚がたくさん釣れて、本当にすばらしい感動体験ができた。
そのときはおぼろげに、こんなところに住めたらいいなと思っていたのだけれど、釣り具業界に就職して、最終的には滋賀県に移り住んで、会社を興して、家族を持ち、子供もこの滋賀県で育って、僕の人生そのものがびわ湖で変わってきた。
少なからずの人が、釣り、っていうキーワードをベースに、本当はびわ湖にくるきっかけなんてなかったはずの人たちがいっぱい集まって、このびわ湖というすばらしい湖で、すばらしい感動体験をした人はいっぱいいると思うんですよ。なかなかその価値は、他には、ないと思うんです。
それこそ40才、50才、僕や河畑さんくらいの年齢の人間でも大きい魚が釣れると、手が震えるわけです。この年になって手が震えるほどの感動って、なかなかないですよね。そうやって、人々の人生を豊かにできる、すばらしい価値がびわ湖にあって、まさに今回のテーマは「びわ湖を活かす」なので、釣りを通して、そのすばらしい価値をなんとか、もっと活かせられないかと思います」

日本全体で見れば、バス釣り業界の規模は小さいかもしれません。でも、そこに人生を賭けてきた方たちが、たくさんいます。
また、釣りのひとときを、びわ湖に行くことを心の支えにして生きている方たちも、たくさんいます。

人生を豊かにしてくれたびわ湖に、恩返しがしたい。そんな思いで、私たちも清掃活動をしています。

Iさん「いまびわ湖を活かすという話があったけれども、清掃活動を通じて皆さんとお話ししてすごいなと思ったのは、皆さん日々釣りに出ていて、湖上の変化について気づき、よく知っていらっしゃる。行政としては、釣り人さんの知っていることを活用させていただく、ということも今後は必要だと思う」

武田さん「私がこの活動で最大限に支援させていただいていることがあって、それは日々湖上に出ている釣り人さんはびわ湖についてすごい知識を持っているので、博物館の研究者と接する人間として、それをどうにか活かせられないかという思いで、博物館の研究者や、県の水産課に情報を上げているんです。
それが県政に反映されてびわ湖がよくなれば、流域もよくなる、みんなのハッピーがつながるんですね。
バスプロの前田さんがバスボートで博物館の前まで運んでくれた水草を研究者に届けて、びわ博フェスで2日間展示させてもらって、そんなことがもう起こり始めているので、今後どんどん協力していただいて、情報提供をお願いしたいなというのが、この活動を支えている理由でもあります。
アオコが大量に発生したとかこんな水草が増えてきたとか、ニュースや新聞に出た頃にはだいぶ前から釣り人さんは知ってるんです」

実際に武田さんのご支援によって実現したバス釣りプロガイド前田さんと博物館学芸員である大塚さんの連携について、7月に中日新聞に掲載されました。

2017/7/29 中日新聞朝刊

 

私は小野さんに、こんな質問をしました。

「小野さんはトーナメントとかロケとか、全国各地のフィールドで釣りをされているので、”びわ湖ならでは”の魅力、違いを実感されていると思うのですが…」

答えにくい質問かと思ったのですが、小野さんは、即答されました。

「びわ湖は、”象徴” ですからね」

この言葉は、多くの釣り人の、びわ湖への思いを代弁しているのではないでしょうか。

唯一無二の、象徴的存在

それが釣り人にとっての、マザーレイクびわ湖です。

そんなびわ湖に、釣り人として、なにを約束できるのか。

武田さん「釣り人さんの持っている情報をありったけ県にあげてもらって、もっと活かしたいんです」

小野さん「自分たちの持っている情報がどれだけ貴重かが、釣り人自身にはわからない。ビワコ虫の話にしてもアオコの話にしても、僕らにとっては日常的なできこととして、あ、変わったな、でスルーしてしまう。だからどんな情報を求めているのか、あるいは僕らがどんな情報を持っているのか、お互いにやりとりできればより有効活用できると思います」

武田さん「(このフォーラムの司会者である)佐藤さんのいらっしゃる琵環研(琵琶湖環境化学研究センター)は柳が崎にあるし、琵琶湖博物館は烏丸にありますので、問い合わせてもらえればと思います。
またみなさんすごいのが、長いことびわ湖にいてるんですよね。もう20年とか、年間200日琵琶湖に浮いている。経年変化をご存知なんです」

小野さん「また、毎年違うんだよね」

武田さん「そういう所見を、ぜひ教えていただきたいんです」

河畑さん「今年は水草が少ないしね」

小野さん「それは冬の間水温が低かったからとか、いろんな説があるんだけれど」

武田さん「みなさん自分なりの仮説を立ててはるんですよね」

小野さん「藻の情報とか、釣れる釣れないに影響するから、みんなよく知ってますよね」

中野さん「みなさんが持っている断片的な情報を、佐藤さんとか専門の方がつなぎ合わせれば、何か見えてくるかもしれないですね」

🐟

Kさん「みんな琵琶湖は日本一大きい湖やっていうけど、私は世界有数の古代湖やと思っていて、そういう風に言ってほしいんです」

河畑さん「僕らがボートに乗って山を見てたら、もう何千年も風景が変わっていないというのはすごいことやなあと思って。そこでこうやって20年も釣りさせてもらって、夕日が沈んでいく風景とか見てたら、いやー何千年も前からこの景色は変わってないねんなと、釣りしながらずっと、感じてますね。これは本当に、感動します」

話は尽きないままキーセンテンスをまとめる時間がきて、書記係のOさんがきれいにまとめてくれた大量の付箋を眺めながら考えました。

田城「連携は1つのキーワードですよね。自治体の方とか、地域の方とか」

津熊さん「琵琶湖遊漁船業協会さんも、毎年せっかくフィッシングスクールを開催されて、子供たちに釣りの楽しさや自然について教えられたりしているので、(バス釣りの)ガイドさんたちも、こういう場にもどんどん出ていただいて、もっと地域とつながれば、もっといいイベントができると思うんです。
ただ、ほら、アウェー感が、バスプロの方のほうがどうしても、強いと思いますけれど」

河畑さん「刷り込まれてますからね笑」

バス釣り業界の方ならではの、なかなかぬぐいきれぬアウェー感。それを受けてIさんから

「滋賀県もこうしてマザーレイクフォーラムや淡海の川づくりフォーラムでオープンに話し合う形ができて、だいぶ変わってきたんです」

というご説明をいただき、小野さんが

「全然違う。2003年頃とは、全然違う!」

とおっしゃって全員が笑うという、なんだか嬉しい瞬間もありました。

 

普段からお子さんとゴミ拾いをしている Z さんは、「みんなで集まるゴミ拾いもいいけれど、本当は、そういうイベントがなくても、みんながいつも当たり前にゴミを拾って帰るようになってほしい」と願い、津熊さんと一緒に2人で清掃活動をスタートさせました。そんな Z さんからは、こんな提案がありました。

Zさん「中学生とか高校生とか、若い子がSNSでゴミ拾いの写真を投稿したら、みんなでいいねしてシェアして(間接的に)ほめてあげてほしいんです。
その子が大きくなってまた、子供にゴミ拾いを教えるようになって、そうやって、次世代につなげていければと思うんです」

武田さん「そう、この間の(マザーレイクフォーラムの発表に向けた)ミーティングでも、もっとほめていこう、いいねしてシェアして若い子ほめて育てていこう、っていう話が出たんです。若手の育成!」

個人でも団体でもゴミ拾い、清掃活動がもっと盛り上がるように、当たり前になるように、ぜひ、ゴミ拾い投稿のいいねやシェアをお願いします。

Iさん「スマートとか、憧れとか、そういう言葉がええんやないかな」

河畑さん「僕が先輩から言われたのは、夢を売る仕事やから、まずかっこよくなければならないってことです。
たとえ、苦しくても。それを、見せない!笑」

小野さん「そうね笑」

Kさん「かっこいい、(つり)人、がいいんじゃないかな、釣りに限らずだから。()を付けて」

田城「人生そのもの、生き様にも通じることですもんね」

中野さん「琵琶湖への愛情とか感謝の気持ちを、体現できているような人」

武田さん「たぶん誰よりも、びわ湖を楽しんではるんですよ。びわ湖の良さを知っているから、伝えられるんですよ、釣り人さんは」

武田さんご自身も今年から釣りを始められたので、

武田さん「湖岸に立って、初めて見える風景があるんです。
“びわ湖、ええやん”、って」

そしてびわ湖は何よりも、釣りの世界では、世界一の湖であるということ。

田城「釣果だけでなく、治安もよくて、環境も設備も整ってますし」

そんな意見を、小野さんがまとめてくださいました。

小野さん「”世界一のびわ湖で、かっこいい(つり)人になる”。
じゃあ、かっこいい釣り人ってなんなのかというと、自然に対する感謝の気持ちだとか、地域とのつながりとか。
釣りに出会ったからこそ、そういうことに気づけるようになった」

こんな流れで、キーセンテンスは、

「世界一の湖、びわ湖で、もっとかっこいい(つり)人になる!」
に決まりました。

そして、かっこいい(つり)人とは、

・地域とつながる。

・自然に感謝する。

そこで小野さんが、あ、と声を上げました。

「あと、もうひとつ」

One  More Thing.  

「子供に伝えるとか、次世代へ継承するとか、そういう言葉を」

最後のピースが、カチリとはまった瞬間でした。

これが、私たちの、びわ湖への約束です。

「世界一の湖、びわ湖でカッコイイ(つり)人になる」

カッコイイつり人とは、

・地域とつながる。

・自然に感謝する。

そして

・次世代につなぐ。

1~7までの項目は、「びわ湖版 SDGs(持続可能な開発目標)」です。

強力なメンバーが集まってくださったおかげで、とても充実したディスカッションができました。
これもびわ湖がもたらしてくれたご縁です。ありがとうございました。

付箋をどんどん作成してみごとに整理して、この写真も撮ってくださった滋賀県立大学のOさん、ありがとうございました。

エンディングまで一気に書こうと思いましたが、またまた長くなりましたので、次こそ、最終回にしたいと思います。